私は都内の大学に通う学生です。私の日々の生活には筋トレが密接に関わり、今では欠かせない日課となっています。しかし、昔はこのような現状とは正反対の生活を送っていました。私は幼い頃から体が非常に華奢な方でした。性格も基本的には内向的な感じで人と関わるのが得意ではありませんでした。運動に関してもそこまで好きでもなく、どちらかというとやれば成果が出ていた勉強の方が好きでした。そのようなわけもあり、学年が進み中学や高校も運動より勉強を優先する毎日を送っていました。そんな学生生活の中で私には大きなコンプレックスがありました。それは幼い頃からの華奢でガリガリな身体でした。このコンプレックスが自分の中でも非常に大きく、あまり自分に自信を持つことができていませんでした。高校時代は受験勉強に熱を入れていて、運動どころではなかったのですが、頭のどこかではいつかしっかりトレーニングをして自信のある身体にしたいという夢を持っていました。そこで転機となったのは浪人時代でした。浪人を決意した当初は日々の生活がイメージできず、勉強しかできない一年なんだろうなあと悲観していましたが、実際はそんなことありませんでした。高校に通っていた頃は受験勉強は学校終わりからの時間からでしたが、浪人生は朝から時間を有効に活用できるため夕方から夜にかけては自分の好きなことに時間を割けることができたのです。それに気づいた私は迷わず筋トレを始めました。普段の勉強では椅子の上に半日以上いるため、筋トレは身体を動かし血流を良くすることもできるため息抜きとして最適でした。週一でだんだんとジムにも通うようになり、食生活を改善したことも相まって50kgしかなかった体重も3ヶ月ほどで6kg増量することができました。そして受験も終わり志望校に合格した3月には体重が62kgになり、ガリガリだった高校時代の頃とはうってかわり肉付きのいい身体を手にすることができました。この一年に及ぶ筋トレを通し、外面だけではなく内面も変えることができたと思います。自分に自信を持てるようになり、内気な性格からフレンドリーになり笑顔も自然と増えました。実は浪人時代でも週一でジムに通う友達も作ることができました。大学入学から半年近く経った今では友達に恵まれた大学生活を送ることができ非常に充実した毎日を送ることができています。これもひとえに浪人時代の頑張りがあったからこそだと思います。人は誰しもコンプレックスを抱えているものであり、それが原因でどうにも自分をさらけ出すことができずにネガティブ思考に陥ってしまいがちだと思います。しかし、そのコンプレックスも解消できる可能性を秘めているのです。その過程は非常に辛かったりくじけそうになるかもしれませんが、その頑張りの先には明るい未来が待っています。理想の自分に少しでも近づけるように皆さんが頑張れることを心から祈っています。
19歳男 ガリガリの高校時代から変貌 外向的になり友人増!
